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お葬式の最適解

2021年5月16日

梅雨入りしちゃいましたね。もしかして6月には明けて夏になるのでは?なんて思っています。

安穏会館では海洋散骨を承っています。この最近はお問い合わせいただくことが多く、認知度もあがりお墓の事情も変化していることが伺えます。

先日も梅雨入り前に船を出して宇部市での散骨を行いました。宇部港から出て約2~3海里程度の沿岸で散骨を行う事が多いです。1海里は1852mです。ちなみにカレンダーの1日の曜日、日(土)日(土)1日(土)2日(土) 下を並べると1海里1852mです。豆知識でした。ハワイでの散骨は陸から3マイル離れないと罰則があります。宇部市での散骨は今のところ地域条例などははなく節度をもって行う事で可能です。

さて、散骨ご希望の方は墓じまいをしていることが多いようです。墓じまいという言葉は今や皆さんご存知の言葉ですが4年前にはこの言葉すら存在していなかったんです。時代に合わせて自然に変わっていくものですね。無宗派のお葬式、散骨などこれまでの一般的な方法とは少し変わった供養の方法を行うときはご本人の意思も大切ですが、遺族の気持ちやその儀式を行った後の残された人への効能も考慮してみてください。故人の希望であっても遺族の希望であってもどちらか一歩の希望で走ると本当に良かったのだろうか?なんて疑問を残す可能性がございます。

ちなみに私の父親は無宗派で散骨してくれなんて言ってましたが私にも社会とのつながりがあるので一概に火葬だけしてくれなんて言われてもちょっと厳しいです。葬儀社勤務なのだし…。

墓じまいも散骨もひと昔ならぶん殴られてる気がします…。墓を守るのが家長の役目だろだとか海に骨をまくとはけしからんとか色々な感情がぶつかりそうです。しかし現在の家族構成などから考えると残されたものの選択肢の一つとして需要が増えています。

海洋散骨や家族葬、事前相談、お気軽にお問合せ下さいませ。またお寺様とのお付き合いがない方にもご紹介できます。例えばお葬式の時だけお経をあげに来てほしい、49日までのお付き合いをしたいなんてご要望も承ります。お葬式の教科書は実際には存在しません。地域や家庭によって環境が様々だからです。安いだけが最適解ではなく、豪華で高価な葬儀もまた最適解ではありません。その人の人生や家族に合わせたお葬式が必要です。

どのようなお葬式でもその人の大切な時間になるように

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