ご挨拶

宇部市に有限会社友人社（安穏会館）を設立して早20年が過ぎました。振り返りますと、様々なご家族のご葬儀に触れ、その度にお客様からご葬儀の事を学ばせていただいてきたように思います。時代の変化と共に変わっていくべきは当然でございますが、変わってはいけないものは守っていかなければなりません。

家族葬はお葬式屋さんが作った造語でございますが、今や知らない人は居ないほどその形式は市民権を得ています。お葬式はお客様にとってとても大切な時間です。しかし非日常的なお葬式の様々なしきたりや遺族を中心とした社会環境が大切な人を失った遺族を更に苦しめる事が多く、それらを遮断する為に「家族葬や火葬式」という形式のお葬式が確立されたのではないかと存じます。

しかしこれは良い面ばかりではなく、会葬者との接点を閉ざしてしまったこの形式は大切な時間の共有を出来なくしてしまったのも事実であります。これからの時代に必要なお葬式は固定概念に囚われず、残された家族の為のお葬式でなければなりません。そんなお葬式の最適解をご家族別に考えていく事が私たち葬儀社の努めであります。

「未来のありがとうを探して」

少し面倒でも、少しだけ値が張っても、まだ見ぬお客様から未来で「ありがとう」と言っていただけるように、お客様が大切な人からありがとうと思っていただけるように簡素でも華美でもない過度のないお葬式を提供いたします。

代表取締役　楯田　清人