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家族葬

2017年3月2日

安穏会館でも家族葬の施行は増えていますが家族葬って定義がやはり曖昧で説明するところから始まることがまだまだ多いです。

家族葬は実は定義がありません。葬儀社によって様々な扱いをしています。またお客様の受け取り方、認識もかなり幅があるように思います。

お客様から家族葬できますか?という質問があります。家族葬ができるできないというのではなくて家族葬で行います。というのが正しいかと思います。

なぜなら葬儀の趣旨は家族が決定するからです。葬儀社の家族葬という縛りではありません。

ただし、家族葬で行うのであれば一般会葬者へのアプローチを家族葬用にする必要があります。

一番問題が出てきそうなのは家族葬でするからねという案内だけで会葬していいのか悪いのかまったくわからないケースです。家族葬というキーワードを発してもお客様の安心にはつながらないのが一番の問題点です。むしろ定義が曖昧なものを案内してしまうので難易度は高めです。

また家族葬で会葬を招くということで式場のキャパの問題も出てくるのでいろいろと考えなければなりません。そもそもそれは家族葬??という疑問も出てきます。

 

小規模でしたいorできるだけ予算をかけたくない=家族葬 という式があるように思います。

この式は誤りですので式を間違えると正しい答えにはたどり着くことはできませんよね。

大切なのは家族の趣旨です。予讃、規模、会葬、宗旨などなどそちらから決めるといいと思います。

友人のお父様の通夜に会葬いたしましたが、いざ会葬者になるといかに葬儀というものが不親切なものかがわかります。(葬儀社のやりかたの違いなのかも?)

自宅通夜は会葬していいのか?という友達からの電話ももらいました。なるほど・・・昔は自宅通夜なんて当たり前でしたが、今は自宅に大勢が押しかけていいのか?という疑問があるわけですね。多種多様になってきている社会において葬儀社はまだまだ努力不足だと認識しました。

アナログとデジタル化の中でいいものを残し、悪いものは改善する!むずかしそうですががんばります。

 

どのようなご葬儀であってもその人の大切な時間になるように

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