家族葬の新しいステージ
2015年8月28日
台風すごかったですね。比較的山口県はいつも被害が無いのでちょっと油断していました。皆様は被害はなかったでしょうか?
さて、朝市を始めて1ヶ月以上が経ちました。先日、朝市にいらっしゃってた女性が「家族葬でやりたいからばれないようにしたい。」とおっしゃっていました。
まだまだ家族葬の情報の独り歩きが強く色々なお話を聞きます。「香典はもらわないものでしょ?」「近所、友人は呼びます。」このように色々な情報がでまわっており、消費者の間では家族葬っておぼろげなイメージでしかなく安い葬儀といった印象を受けます。実は葬儀社によっても様々なので、 私が感じるに小規模な葬儀ということでいいと思います。その小規模な葬儀という枠組みの中で各環境の中で細かなことを決めたらいいと思います。
「ばれないように」ではなくて「混乱が起こらないようにする」ことが大切です。「家族だけでするから来なくていいよ~」この案内は実はどうしていいかわかりません。むしろ会葬を呼び込む働きかけといえます。当日はばれなくても後日ばれます。その時の対応も考えておかなければその家族葬では遺族の負担は大きいと思います。「来なくていいよ~」ではなくて「来ないでください。」とはっきり言う必要があります。しかしご会葬をお断りします。という案内では表現が強すぎるので「家族のみで執り行いますのでご会葬はご遠慮ください。」でよろしいかと思います。逆にどうしても会葬したい場合はその理由と共にお線香だけでもあげさせてもらえませんか?など葬儀社を通じて連絡をするとよいでしょう。家族に直接の電話することはあまりお勧めではありません。忙しい遺族の負担を増やしてしまうからです。
確かに少し前はばれてしまうと困るから隠す家族葬が多かったように思いますが、家族葬という言葉は浸透してきましたので最近では「隠す」のではなく「知ってもらいご遠慮願う」方法が多くなってきております。