お葬式の目的をハッキリ
2019年7月31日
こんにちは梅雨があがると今年は涼しいなと思っていた矢先に急に夏がこれでもか!って顔していますね。熱中症などお気を付けくださいませ。
もうじきお盆です。お盆って盆・正月って括り付けされますけどお正月に比べて
妖しい雰囲気がありますよね。少年のころから感じていました。霊的なものへの恐れからだと思います。そんな、お盆には精霊馬をかざって祖先をお迎えするんですけど、最近の精霊馬は凝ったものが多くインターネット上で見ることが出来ますが、馬で迅速に迎えに行き、帰りはお土産をもって牛で帰っていただく心は受け継ぎ現代風アレンジをしてあります。馬が車に牛がサイドカーになってたりして確かにその方が自然かも?なんて納得してしまいました。むしろ馬に乗る方がむずかしい現代です。
さてさてそんな背景もあってか、お葬式も変わりつつあります。
安穏会館では事前相談をしておりますが、その内容が「普通はどうですか?」から
「こうしたいのだけれど」「これが不安なのですけど」と具体的なお話をされることが多くなりました。ですが相談で困るのはどうしたいかをハッキリ決めきれないことです。
予算を抑えたいのか、人数を少数化したいのか?その理由は?などなどヒアリングさせてもらったときにインターネットで見た表面だけの言葉に遠回りさせられているお客様を見かけま取す。インターネットは情報を最短で取得できる優れたツールです。
しかしながら、自社サイトへの誘導するのためのモデルケースが多く、あまり参考にならないものも多く感じます。そのネット上にあるキーワードから拾うのは少し危険です。
「樹木葬」なんかが筆頭ですがお客様からそのキーワードが出るのですが
何故樹木葬に興味があるんですか?と尋ねると
TVでみた、インターネットで見た。くらいしかお答えがありません。実は私も樹木葬のメリットはあまり理解していません。
目的が大切です。お墓を持ちたくないという目的なら納骨堂か散骨の方が適しています。
樹木葬は木の下へ焼骨を埋めるという極めて墓地、お墓に近い方法の納骨です。墓標が木という変化ですね。焼骨を埋葬できるということは、それ相応の土地になります。墓地、寺院などの土地です。それはお墓ではないかな?と個人的に思う所です。
木と一緒になって見守りたいなど故人の遺志があればよいと思いますが…。
お葬式を考える時に一つの指標、目安になるのは、納骨の方法や今後の祀り方です。
法事をしたくない→無宗派でいい 法事はしたい→門徒になる
無宗派でお墓もいらない→共同墓地か散骨か お墓参りはしたいけど無宗派→お墓購入
慣習(親戚)に合わせたい→一般的な昔ながらの方法
色々ありますがまずは表面化してみてあとは親戚などとの距離や社会性もありますので
その譲歩点をさがしていくといいのではないでしょうか?
貴方の目的に最短で最速でご案内できるとようにと安穏会館は考えます。
お暑いですががんばってまいりましょう~。
お葬式は過去から今、そして未来へ、人と人をつなぐ大切な時間
家族葬・一般葬 宇部市のお葬式は安穏会館へ